枕の歴史は数百万年前といわれています。
枕がなかった時代には腕や手を枕にしていたのかもしれません。その後、石や草を枕にし、生活様式の変化に伴って動物の毛を綿にしたり木製や竹製など世界中でたくさんの枕が誕生しました。
日本で初めて枕が使われたのは定かではありませんが、弥生時代には木の枕を使っていたことが判っています。日本でも床で眠る生活やちょんまげといった髪型によって箱枕という独特の枕が誕生しました。
箱枕は硬くて高さがあり、外国の人から見ると「なぜこんな枕を使うの?」と思うかもしれません。しかし、髪型を守るという役割がありましたし、床で眠れる日本人ですから、硬い枕でも平気だったのかもしれません。
今では西洋文化が入ってきて、座布団が発展したような枕を使いますが、日本人がどこでも居眠りができるのは、床生活のなごりのようです。









